Chankast 0.25 動かしてみた

atty2004-07-11


id:atty:20040607にコメントを頂いて思い出した。

BIOSの吸い出しは前回言及した直後にやっておいた。コンパイル済みクロスコンパイラを落としたり、KOS-1.2.0をビルドしたり。

#include 

KOS_INIT_FLAGS(INIT_DEFAULT);

int main(int argc, char **argv) 
{
    file_t d;

    d = fs_open("/pc/dc_bios.bin", O_WRONLY);
    fs_write(d, (void *)0x00000000, 1024*2048);
    fs_close(d);
    d = fs_open("/pc/dc_flash.bin", O_WRONLY);
    fs_write(d, (void *)0x00200000, 1024*256);
    fs_close(d);

    return 0;
}

こんな感じで。しかし英語のマニュアルがアップロードされたので確認してみると、dc-toolだけで吸い出せたらしい。orz

dc-tool -d dc_bios.bin -a 0x0 -s 0x200000  
dc-tool -d dc_flash.bin -a 0x200000 -s 0x20000  
<
まぁ気を取り直してChankastを起動。おー、0.2からかなり変化してる。0.2では認識しないゲームが多かったのだが、0.25ではCD-ROMプラグイン更新のおかげか問題なく認識する。 とりあえずボーダーダウンを動かしてみた結果が上記スクリーンショット。グラフィックの再現はほぼ完璧じゃないすか?速度はNorthwood Pentium4 1.6GHz / GeForceFX 5900XT で30fps前後。解像度を変更しても速度は変わらないので、描画はDirect3Dを使っている模様。Prescott P4 3.0GHzぐらいあればフルフレームで動くんじゃないかな。サウンドはCPUパワー不足のせいでブツブツ途切れるので評価不能。効果音とか、さほど再現性は高くないようだ。 GD-ROMのイメージから起動できるのかな。吸ったあと、サイズを気にせずにmkisofsしてDaemonToolsでマウントすればいける? 久々にわくわくするエミュレータだ。