mplayer-bvdd

メモリ管理がまだだけど、再起動したら古い方法で1MByteのメモリが確保できたので、ためしにRL_XQ_640x480_1500_128.aviを480x640でエンコードし直したものを再生してみた。mplayerはvo以外は一切いじってないけど、w100よりは遥かに速い。w100で480x640 1500kbpsぐらいのMPEG-1を再生するのと変わらない感じ。とはいっても、まだ音声との同期が取れない速度なので、他にも最適化をする必要がある。

ぴろさんの日記のデータより。mplayer-w100 at C700で再生完了まで5分39秒かかっているらしい。mplayer-bvdd(C3000 normal)では3分ぐらい。んで、ipp-iwmmxtで通常のippより44秒速くなってるから、mplayer-bvddに組み込めば音声との同期が取れるようになりますな(ソースは2分31秒)。さらにクロック上げれば楽にフルフレーム再生出来るんじゃないでしょーか。まぁ標準状態でフルフレーム再生出来るよう頑張りますけど。

あ、上の段落は嘘です。こっちは-framedrop付けてました。今計測しようと思ったら、またVRAMが確保できなくなっていたので、それをなんとかします。

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ふぅ、やっとメモリ管理が完成した、はず。

同じ条件でw100をbvddを比べてみた。


$ time ../mplayer/mplayer -vo w100 /mnt/card/RL_XQ_480x640_1500_128.avi -really-quiet -hardframedrop
real 4m9.328s
user 3m49.120s
sys 0m11.070s
$ time ../mplayer/mplayer -vo bvdd /hdd3/RL_XQ_480x640_1500_128.avi -really-quiet -hardframedrop
155.55s user 6.20s system 95% cpu 2:48.78 total

ノーマルSL-C760比で約1.5倍速。


$ ../mplayer/mplayer -vo bvdd /mnt/net/RL_XQ_480x640_1500_128.mpg -quiet -framedrop -benchmark
BENCHMARKs: VC: 88.956s VO: 38.005s A: 15.357s Sys: 8.235s = 150.553s
BENCHMARK%: VC: 59.0862% VO: 25.2435% A: 10.2005% Sys: 5.4698% = 100.0000%
BENCHMARKn: disp: 2691 (17.87 fps) drop: 931 (25%) total: 3622 (24.06 fps)

MPEG-1はこんな感じ。

とりあえずsoft-floatにしてipp-iwmmxtを使うようにしてみるか。