MPlayer for Zaurus 1.0.0をリリースしました
以下、1.0pre5.2-1からの更新箇所です。本家MPlayerの変更については本家のほうをみてください。
- mplayer-w100からMPlayer for Zaurusに名称を変更し、バージョン番号の振り方も変更しました(ベースのMPlayerとは関係の無いバージョン番号になります)
- ベースのMPlayerを2005-01-18のCVS版に更新しました
- IPPをバージョン4.1に更新しました
- コンパイラをsoft-float版に変更しました。バイナリサイズは大きくなりましたが、速度は速くなっていると思います
- liba52(AC3デコーダ)をふたたび有効にしました
- OSDの回転描画を実装しました(初期版)
- libavcodecのdsputilをlibmpeg2と同様にARMアセンブラで最適化しました
- libmpeg2のIDCTの仕様が変わったため、IPP版IDCTを一時的に使わないようにしました(libmpeg2のみ)
- AAC再生に使われるlibfaad2を、1.0pre5.2-1では浮動少数演算でビルドしてしまっていたので、改めて固定少数演算でビルドしました
- フロントエンドのために-slaveオプションなどに機能を追加しました
- VBRでエンコードされたmp3の総再生時間を正しく計算するようにしました
- ipkパッケージからmplayer.confを削除しました
bvddのみの変更
w100のみの変更
- VRAMを確保する際にメモリを破壊していたバグを修正しました
- 352x240の動画と-fsオプションを併用した場合、右端32ドットを切り捨てて全画面表示するようにしました(BugTrack/13,BugTrack/20)
- サスペンドから復帰する際のスリープ時間を0.5秒から1秒に変更しました。SL-C700でも正常に復帰できるようになっていると思います
- AtiCoreドライバをlibqteのものではなく、pdaXromのAtiCore-1.0.1を使うようにしました。外部ライブラリへの依存が全く無くなったので、pdaXromでも動くはずです
なんか20041224版をインストールしやすくしただけって感じで、間に合わせリリースです。問題山積みかも。bvddのほうは現在の作りでは安定しそうにないので、ゼロから作り直そうと思ってます。
フロントエンドは間に合いませんでした。つーか、Kino2 0.4がいい感じなんで存在意義が……。まぁまだKino2以下ですが、近々公開しようと思ってます。
ここ最近更新してなかったのは、とてつもなくヤル気がなかったからです(汗)。