神木さんのSLシリーズメモリ速度比較(http://emmie.koka-in.org/~kensyu/zaurus/diary/20030607.html)

結果

A300B500C700C750参考: A300(リモートから)
memcpy VRAM → メインメモリ 方向18.5425.922.563.5228.80
memcpy メインメモリ → VRAM 方向29.5032.4214.0914.1929.82
memset (メインメモリへ)106.71159.23167.6077.73104.08
memcpy (メインメモリ間)29.2428.2633.5943.2229.59

うーん、参考になります。真面目に測ったことなかったので……。

やっぱり SL-C700 の VRAM 書き込みの遅さは相当なものなんですね。しかも SL-C750 になってもまったく改善されていないとは。SL-C750 ではこれが速くなった為にもっさりが軽減されたのでは、と読んでいただけに残念。ゲームなどの画面描画系ソフトが受けられる恩恵はフレームバッファの orientation 変更による回転処理削減だけですか。

なにげに

C7x0 で VRAM へのアクセスがこれほど細いなら、off screen (1.4MB もある) 使ってバスを消費しなければ、たしかに大幅な改良が望める。

という記述が気になります。現在の SDL のようにメインメモリにバックバッファを確保するのではなく、直接VRAMにバックバッファを確保すると速くなる見込みがあるんでしょうか。よく分からんので、とりあえず実験してみよう。